十四朗亭の出納帳

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『ルーブ・ゴールドバーグ・ドール』

アリスはクーデレでもいいと思う。
クールなアリスさんが超積極的に攻める感じのアリ霖も好きです。

今回ネタとして使用した『ルーブ・ゴールドバーグ・マシン』ですが、
一応補足的に説明しておきますと、ピタゴラ装置の正式名称です。
いまいち正式名称だとパッとしませんね。


『ルーブ・ゴールドバーグ・ドール』


アリス、霖之助










人の世とは大規模で複雑化したルーブ・ゴールドバーグ・マシンでしかないのよ。
いつだったか彼女は僕にそんな話をしてくれた。
確か五年ほど前の雨季、空から真っ直ぐに降り注ぐ雨粒を、縁側で二人並んで眺めている最中にそんな事を言われた気がする。

湿気った空気の中でも彼女の豊かな金髪はその艶やかさを少しも失っておらず、
かえって雨が降っている日の方が美しく感じられた。
静かな雰囲気と落ち着いた物腰の彼女、アリス・マーガトロイドには雨の日がよく似合う。

「何故?」

僕は聞き返した。

ルーブ・ゴールドバーグ・マシン。
普通に行えば簡単に成せる事を、複雑なからくりの連鎖で回りくどく、とても手の込んだ準備を行なう事で成功させる表現方法。
いつだったか写真付きの文献でその姿を見たことはあったが、実際お目にかかった事はない。

レールの上に玉を転がし、ドミノの要領で板を倒し、またレールの上を玉が転がる。
そうした巧妙な仕掛けがいくつも続いた果てにあるのはとても下らない、人間が複雑な仕掛けを作る対価に見合わない馬鹿馬鹿しい結果だ。
マークの描かれた小さな旗を掲げるだとか、同じくマークの描かれた小さな垂れ幕を降ろすだとか。
そんなくだらなくて馬鹿馬鹿しい結果を何百にも渡る工程と、何十にも及ぶ仕掛けが生み出す。

ナンセンスだとその時の僕は思った。正直今でもそう思っている。
だから僕は彼女が人の世をルーブ・ゴールドバーグ・マシンに例えた時、彼女の事をとても厭世的な思想をした人物なのだろうかと疑った。
それとも何か彼女に人の世が厭になるような出来事があったのかと少し心配したりもした。

だが実際はそのどちらでも無かった。
彼女は実に客観的に、極めて第三者的視点で人の世を評しただけだった。
新進気鋭の作家に対してベテラン中堅作家が下す書評のように、それはとても客観的なものでしかなかった。

彼女のそうした一面は話を詳しく聞けば聞く程知る事ができる。
人付き合いという駆け引きの中で、彼女の一面は浅く踏み込んだだけでは分かりづらい何かを持っていた。
彼女の表層は凍結した湖のように固く冷たいものだが、その下の凍結していない部分には確かに生を感じさせる部分がある。
湖の表層が全て凍りついてしまっても、湖の中に居る魚が居なくなる訳ではないのと同じように。

「人の心は複雑よ。そして謎でもある。
 そんな複雑なシステムを内包した肉体はそれ事態が高度な機械と言い換えてもいいわね。
 けれど全ての人間はその複雑な行動に見合わないとても単純な結果に向かって歩みを進めている。
 みんながみんな、全てそうしているの。複雑な過程に見合わぬあっけない結果。
 それが群を成して一つの結果に向かっているのだとしたら、
 それはもう巨大なルーブ・ゴールドバーグ・マシンとしかいいようがないわね」

「僕はそう思わないけどな。人間の結果が単純であるものか。
 それに君の言う単純な結果とはなんだ? まさか死とは言うまいね」

「期待を裏切って悪いけど死よ。人は死という単純な結果に向けて複雑な行動を繰り返している」

「本気か? 君がそんな厭世的な思想をしているとは思えない。
 だって君は人形の研究をしていて、その生涯で人形に命を宿すという結果を残そうとしているのだろう?
 それが何故そんな事が言えるんだ。何故そんな風に人の業を否定できるんだ」

僕は驚きと、僅かに沸き起こった怒りに任せてやや早口でまくし立てた。
アリスは依然涼しい顔をしていた。右手で髪を弄り、左手は膝の上に乗せた人形の頭を撫でていて、
僕のように感情の起伏らしきものは見受けられない。

少しの沈黙。
雨が雨樋を伝って地面へ流れ出る音がいやに煩く感じられた。

「勘違いしないでね。私は人の成した事を否定しないわよ。
 大なり小なり人はその一生で何かを成す。
 どんなくだらない事だろうと、どんな偉大な事であろうと、とりあえずは何かを成すのよ。
 でもそれは結果じゃない。生という道の中で途中にある道程や中間地点でしかないの。
 その所業が生の中で成された事である以上、この事実は変えられない。
 そして人は生きている間しか何かを成す事ができない。死んだ人間は何も行わず、何も語らず。
 体は土に還り、魂はまた新しい依り代へ移り変わる。要するに人の結果は死よ。
 生という複雑な過程を経て、死という単純な結果へ帰結するルーブ・ゴールドバーグ・マシン。
 私はそう言いたいのよ、霖之助さん」

「君の生もそうなのか?」

「私の生も、アナタの生も。お互い不死身では無いのだからいつかは死という結果に至ってしまうわ。
 どうしようもないくらい複雑な過程を経て、驚く程呆気ない結果に辿りつくの。平等ね。
 一部平等じゃない連中もいるけれど、そんなのは放っておきましょう。
 因果からねじ切られ、捨て去られた連中の事なんてね」

「平等だが、僕はその考えは好きじゃない」

「夢が無いから?」

「夢が無いから」

アリスは降りしきる雨に向けてその白い腕を差し出した。
途端に彼女の腕を雨粒が濡れ、雫が伝う。

「濡れるよ」

「知ってる。この時期の雨は温いものね。
 おまけに少しべったりしている気がする。気持ち悪いわ」

「なら手を差し出さなければいい。そしたら気持ち悪い思いをしなくて済む」

「気持ち悪いと感じられるのは生きている証拠でなくて?
 死という単純な結果に落ち着けば気持ち良いも悪いもないもの。
 いいわね生きてるって、とっても素敵」

「君が死に対して淡白なのか嫌悪感を抱いているのか、僕にはさっぱり分からないよ」

「少なくともまだ死にたくはないわ。成すべき過程がたくさんあるもの。
 結果に落ち着くのはそれを消化してから。私のルーブ・ゴールドバーグ・マシンはまだ運行中よ」

「日々死に向かって」

「日々死に向かって」

僕が言うとアリスが繰り返した。
彼女と話していると僕は深い混迷の中に落ちてゆく気がする。
彼女自身はとても理論めいていて、秩序のもとに成り立っている存在なのに、
それを見つめる僕は何だか乱雑に中身を詰め込まれただけの存在に思えてくるからだ。

僕は自分を落ち着ける為に懐から紙巻煙草を一本取り出して咥えると、マッチを取り出して火をつけようとした。
するとアリスが僕の口から煙草を掠め取り、無言のまま自分で咥え、その切っ先を僕に向けた。
火をつけろという意味らしい。

まったく困ったものだ。
煙草が欲しいのなら言って欲しいし、火が欲しいのなら煙草と同じように言って欲しい。
商品を買ったり物を借りてゆく時は行儀よく僕へ一声掛けるくせに、こういう時彼女は僕にそういう予兆さえ見せてくれない。

溜息をつきながらマッチを擦り、アリスが咥えた煙草の切っ先に火を灯す。
ゆっくりと息を吸い込み実に美味そうに最初の一口目を飲み込んだ。

僕は火のついたマッチを雨が降りしきる庭先に投げ捨て、
もう一本煙草を取り出すと同じように咥えてマッチで火をつけようとした。
するとアリスが「ちょっと、またマッチを擦るの?」と注意するような声で僕を静止した。

「当然だろう、煙草を吸うのだから」

「私のを貸してあげるわよ。また新しくマッチを擦るだなんて勿体無い。それでも商人?」

「君は変なところでとても貧乏性だな。別にマッチの一本や二本でどうなる事でもあるまい」

「私の気分。いいからそれこっちに近づけなさい」

彼女の言う通りに僕は火のついていない煙草を咥え、体を傾けて彼女の方へ近づけた。
アリスも咥えたままの煙草をふかしながら僕の方へと体を傾けて顔を近づける。
火のついたアリスの煙草と、火のついていない僕の煙草が触れ合い、ゆっくりと紫煙を燻らせてゆく。

煙草の切っ先にじんわりと赤い火が燻り、僕が息を吸い込むと先端がちりちりと燃え、灰へと変わってゆく。
吸い込んだ紫煙を、曇天の下にゆっくりと吐き出す。
曇天と同じ色をした紫煙は雨に掻き消されるようにゆらめき、姿を消した。

煙草を吸っている間、僕達二人は一言も口を聞かなかった。
時折横目で彼女の方を見たが、何処か遠くを見るような目で何かを考えていて、とても話しかける気にはなれなかった。

それは僕も同じで、遠くに見える山の尾根や、庭木の形などを観察しながら、先程アリスが言った事を思い返した。
人の世とは大規模で複雑化したルーブ・ゴールドバーグ・マシンでしかないのよ。
いまだに腑に落ちない自分が居る反面、妙に納得した気分でいる自分が僕の中に存在していた。

そして僕の一番の疑問は既にルーブ・ゴールドバーグ・マシンについてではなく、
何故アリスが僕にそんな話をしたのかという事に関して向けられていた。
雨の日に二人縁側でのんびりしていたらいきなり日常とはおよそ縁遠い話題を切りだされた。
混乱するなという方が無理な話だ。

何でもない日に、突然おせち料理を食卓に並べられた気分だ。
どうしたまたこんな時に? そう言いたくもなる。
何かの比喩か、それとも彼女の気分が沈んでいるのか浮いているのか。
僕は理由らしい理由を頭の中ででっち上げて、それをアリスの言動と関連付けようとした。
でも結果はすべて不一致に終わり、僕は浮遊した疑問を軟着陸させる場所を見つけられず気持ちの悪い気分になった。

腹の中でナメクジが這い回っているようだ。
一度生まれ出た疑問というものは、正か不正解かはともかく、一度自分の中の答えに当てはめてしまわないととても気持ちが悪い。
いっそ喉に指を突っ込んで、胃の内容物共々吐き出せればとても気分がよいのだが、そう単純にはいかないだろう。

「何故って顔してるわ。ひどい顔」

足元にあった空の植木鉢を灰皿替わりに、吸殻を投げ入れ、顔を上げたアリスは僕にそんな事を言った。

「君のせいだ。夜眠れなかったらどうする」

僕も彼女と同じく、植木鉢に吸殻を投げ入れてからそう応えた。

「知らないわよ。なんで私が霖之助さんの安眠を心配しなきゃいけないの?
 そんなのってないわ。とてもおかしな事よ。八つ当たりはよして」

「八つ当たりなものか。人を疑問の迷路に陥れておいてよく言う」

「疑問? 何が疑問なのかしら?」

アリスは僕の疑問が何なのか心底分からないといった面持ちだった。
演技でも冗談でもなく、本気でそう思っているようだった。
こういうところが作り物だったのなら、僕も多少は憤るが、彼女の場合本気で分かっていない。
これでは憤りを感じて彼女に皮肉を言ってやる事もできない。

「君が何故僕にそんな話をしてくれたのかだよ。
 何故今日で、何故この場所で、何故僕なのか。
 今日じゃなくとも、ここじゃなくとも、僕でなくとも良かったはずなのに。
 どうして僕に君の哲学めいた思想を語ってくれたのか、いまいち分からなかったんだ。
 いや、いまいちどころか、さっぱり分からなかった」

「あら、そんな事。意外と物分りが悪いのね、霖之助さんって。
 アイロニーの正確な意味も、河童の生体についても詳しい癖に、私の事は何一つ分からないのね。
 それって酷い話じゃない。アイロニーも河童の生体も分かって、どうして私が分からないのかしら。
 どうして側にいる私の事が分からないの? それってまともじゃないわ」

「歯に衣を着せない物言いだな」

「当然。だって私は呆れているもの。アナタの鈍感さに呆れているの。
 今ガンディーの言葉が一つ否定されたわね。
 別に善き事以外のものもカタツムリの速さで進む。例えば霖之助さんとか」

「僕がゆっくりしているのは否定しない。さて、そんな事より早く訳を教えてくれないか?」

呆れ顔のアリスが真面目な顔になって僕を見つめた。
蒼い瞳が僕を見つめて、僕の目からその奥にある僕の考えまで纏めて見据えているようだった。
僕は視線を逸らさずに、彼女が僕に対してそうしているように、僕も彼女の中身まで見据えてみようとしてみた。

だが何も見えてこない。ただ深い碧色の瞳が僕を見つめ返してくるだけだった。
まいった事に僕は彼女の言った通りとても鈍感なのかもしれない。
こんなに近くで、誰の邪魔もないというのに何一つ感じられないというのは、とても酷い話に思えた。

「知っていて欲しかったのよ。私のしている事を。アナタに理解して欲しかったのよ」

「君の?」

「そう私の」

ゆっくりとアリスが僕に手を差し出す。
その手は先程降りしきる雨に向かって差し出したあの手だ。僕は黙ってその手を取った。
ほんのり赤く色づいたその手は少し温かい。
血行を送り込み、冷えた部分の体温を取り戻そうとする人体の働きがそうしているのだった。

「人形はね、とても手間が掛かるの。それこそ一つの人形に半年や一年はざらよ。
 でもそれだけ手間隙掛けた人形でも、人形は所詮人間が出来る事しかできない。
 それも誰かが操らなければ動く事すらできないの。
 多大な手間に対して、手に入るのは自分では動く事のできないからっぽな人形。
 ねぇ、これが何を意味するか分かるでしょう? 複雑な過程に単純な結果」

「ルーブ・ゴールドバーグ・マシン」

僕は静かに言った。
僕の言葉に反応して、アリスの手は僕の手に指を絡め、何かを求めるように強く力を込めてくる。
濡れた極め細やかな肌が僕の指にぴったりと吸い付いて、不思議な魔力のようなものを帯びていた。

「そう、私の成している事は行為そのものがルーブ・ゴールドバーグ・マシンと言えるの。
 複雑な過程に単純な結果。それの繰り返し。やがては自分自身に訪れる単純な結果が来るまで、それは続くでしょうね。
 問題は私以外がそれをルーブ・ゴールドバーグ・マシンとみなしていない事なの。
 だから誰かに知ってもらいたくて、アナタを選んだ。霖之助さん、アナタをね」

「どうして僕なんだ?」

「霖之助さん」

アリスの指が爪を立てて僕の手の甲に食い込む。
その行動からは痛みよりも彼女の必死さが伝わった。
ただ純粋に、彼女が僕に自分の本質を知って欲しいという気持ちだけがその行動から伝わった。

「これは複雑な感情に単純な気持ちを乗せているのよ。
 だから気づいて。私が気づいてと言うのだから、気づかなくては駄目なの。
 私がそう言ったら、アナタはそうするの。そうして欲しいの」

「分かった。理解する」

「うん、それでよし」

それだけ言うとアリスは立ち上がって今日はもう帰ると言った。
僕はまだ雨が降っているのだから、まだ居てもいいだろうと言って引き止めたが、
彼女はこの時期の雨が止むのを待っていたら朝になってしまうわ。アナタは私に朝まで居て欲しいのと言って笑った。

途端に僕の胸は恥ずかしさと情けなさの入り混じった感情でいっぱいになり、結局彼女にさよならを言って見送った。
アリスが朝まで自分の側にいる。少し楽しそうなその提案を飲み込むだけの器量が僕にはなかった。

彼女と一晩過ごすとしたら、あの時の僕は何をしただろうか?
その日の夜、僕は布団の中で眠りに落ちるまでの長い時間をそう自分に問いかけながら過ごした。

話をして、食事をして、風呂に入り、酒を飲みながらまた話をして、お互い眠りにつく。
不思議な事に彼女と男女の関係になるという選択肢は浮かんでこなかった。
それは多分、二つの布団を並んで敷いても、同じ布団で二人身を寄せ合いながら寝ても、そうした関係には至らなかっただろう。

僕はまだ、彼女の言った理解して欲しい部分を理解していなかった。
だから僕は行儀よく、礼儀正しく、自分に待ったを掛ける。

何も知らないまま彼女を抱くのは順序が違う。
お前は研いだ米を炊かずに食うのか? そんなものはきっと美味くないし食えたものじゃない。まずは順序を踏め。
僕の中の少しは利口な部分がそう諭した。

それから僕達は週に何度か顔を合わせ、長々と世間話をしたり、
自分の近況を話し合ったりするといういつもの関係に戻り、現在に至るまでの時間を過ごした。

彼女は時々、あの日そうしたように僕の咥えた煙草を掠め取り、自分で咥えると僕に火をつけるように求める。
僕は黙って彼女の煙草に火をつけ、また新しい煙草を咥えると、火のついたアリスの煙草に僕の煙草の切っ先を押し当てて火をつけた。
碧い瞳を見つめながら、曇天と同じ色をした紫煙を燻らせる。

僕にはまだ彼女が理解して欲しいといった事は理解できていない。
けれどもその努力は日々怠る事なく続けている。
彼女のその碧い瞳の中に何かを見つけようとして、僕は静かに彼女の瞳を見つめるのだ。

複雑な感情に単純な思いを乗せて。
その言葉はまさにあの日彼女が僕に語ってくれたルーブ・ゴールドバーグ・マシンの概念そのものだと言えた。
普通に伝えれば簡単に伝えられる事を、回りくどい言葉で遠回しに伝えようとする彼女の態度。
どうやら僕はすっかりそれに絡め取られてしまったらしい。

そして僕も、普通に伝えれば彼女に簡単に伝えられる感情を、
複雑化した思考によって先延ばしにし、行儀よく回り道をさせてきた。
僕とアリスは互いにお互いの本心を決して打ち明けはしない。
言葉にすれば簡単だが、僕達はその過程を、回りくどく手の込んだ過程を楽しんでいる。

とても非効率な表現方法を使って、今のこの関係を楽しんでいた。
なぜなら、彼女と僕の関係もまた、ルーブ・ゴールドバーグ・マシンなのだから。

Comment

#No title
あは、こういう回りくどいの結構好きです。
どんな過程を経ようと必ず死に行き着くのなら、いつ死んでも悔いの残らないように生きたい。
僕はそう思い、そのように生きているつもりです。
さておき、こうしてゆっくりとお互いに絡め取られていく2人はなんかいいですねー
  • by:
  •  | 2011/07/29/19:30:02
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